ててご橋

時代物劇画の金字塔とも言うべき作品が、『子連れ狼』です。

水鴎流剣術の達人たる剣豪拝一刀と、その息子大五郎が、柳生一族の非道な所業に復讐するために、壮絶な刺客家業の冥府魔道を歩むというストーリーです。
大五郎の乗る乳母車には｢子を貸し腕貸しつかまつる｣という旗が立てられていました。
また、OPタイトルは実相寺昭雄監督が演出した秀逸なもので、一見の価値ありです。

主題歌は、今回紹介する｢ててご橋｣が先で、｢しとしとぴっちゃん｣で有名な｢子連れ狼｣は、後期の主題歌です。

作詞　小池一雄
作曲　渡辺岳夫
歌唱　バーブ佐竹、コロムビアゆりかご会

ててごとははごと　ごととごと
いっこくばしで　待てばよい
ててごとははごと　ごととごと
いっこくばしで　待てばよい

迷子になったら　どこで待つ
ててごとははごを　どこで待つ

ててごとははごと　ごととごと
いっこくばしで　待てばよい
ててごとははごと　ごととごと
いっこくばしで　待てばよい

ははごがいなけりゃ　どこで待つ
ててごだけなら　どこで待つ
ごとごとまわる　うばぐるま
待たずに乗って　行けばよい